ガルダ湖(Lago di Garda)_Part1
Posted on 2012.05.15 Tue 20:56:43 edit
サブタイトル:シルミオーネとリモーネ
5月初旬のGWに、美しきトスカーナ州から美しきトレンティーノ州に行きました。実家に近いトレンティーノは、子供の時からよく訪れた場所の一つであり、且つ、2年間住んだことで親しみを感じ、また、地理的にもよくわかっている私の大好きな場所である。いつも行きたい場所はガルダ湖(Lago di Garda)である。バイクでガルダ湖1週もしたし、冷たい水の中でスキューバダイビングの免許も取得したし、ガルダ湖にそびえる山の断崖絶壁でフリークライミングもしました。私にとってガルダ湖は天国でした。これから何回もガルダ湖等についてブログで紹介したいと思いますのでご期待ください。
ガルダ湖は370km2の面積を持つイタリアで最も大きな湖。この大きなガルダ湖は、ロンバルディア、トレンティーノ、ヴェネトの3つの州にまたいでいて、どの場所から眺めてもとても美しい湖です。

北イタリアにありながら、温暖な気候に恵まれていることで、年間数百万人の観光客が、年中途切れなく訪れる有名な観光スポットとなっている。ヴェネト州側のガルダ湖で最も人気があるのは、最南端にあるシルミオーネ(Sirmione)である。

シルミオーネはガルダ湖に面した綺麗な街で、且つ、温泉が湧き出るため、温泉治療施設が整っており、温泉による自然療法を希望される人々が数多く訪れる。因みに、イタリアのどんな薬局でも「シルミオーネの水(Acqua di Sirmione)」を買い求めることが出来る。Acqua di Sirmioneは、鼻かぜの痰、鼻水、鼻づまりに効くので、私の子供にも試したことがある。

ロンバルディア州となっているガルダ湖の西側には、綺麗で華やかな街「リモーネ(Limone)」がある。
下の写真2つがリモーネ


リモーネは、現在1000人の住民が住んでおり、昔はリモーネに繋がる道が無く、完全な陸の孤島となっていた。そのリモーネには、現在、世界中のジャーナリストやテレビ局関係者が毎年大勢訪れるほど有名になった。その訳は、昔、孤立していたことで、住民が先祖代々受け継がれてきた血液が他の地域の人々の血と混ざらずに、オリジナルのピュアな血液が保たれてきたことに由来する。具体的な話をすると、ミラノの会社に勤めていたリモーネ出身の男性が病院で精密検査を受けたところ、問診で動脈硬化が起きるような食べ物(肉、チーズなどの動物性蛋白質)を沢山食べているのに、この男性の血液に動脈硬化を発生させる要因が全くなかった。これに気づいた医者は、更にリモーネの多くの住民の血液検査を続け、研究した結果、意外な奇跡ともいえる事実を解明したのだ。リモーネの住民は、驚くことに、通常の人の血には見られない新種の特殊なタンパク(淡泊)を持っていることが発見されたのだ。このタンパクは「長寿エリクシア(Elisir di lunga vita)」と呼ばれ、動脈硬化を起こしそうなコレステロールの多い食べ物をどんなに食べても、体内で長寿エリクシアが働き、コレステロールを分解してしまうことが医学的に証明された。まさに、このリモーネの地で人々は自然的に不老長寿となっていたのだ。リモーネは、温暖な気候のおかげで、レモン、オリーブの実の品質が良く、新鮮な湖の魚にレモン、オリーブオイルを加えたレシピを主食とした食生活スタイルが守られてきた。これらのことが世界中に報道されるようになり、特に毎年5月にリモーネで開催される国際物理科学シンポジウムには、世界各地のジャーナリストが集まり、テレビ報道されるので、世界中から大勢の観光客も訪れるようになったのである。
現在、リモーネに繋がる道は山の中腹の高い位置にあり、トンネルやカーブが多いのでバイクのツーリングは面白いし、車でのドライブや自転車でのサイクリングでは、道下が断崖絶壁で、迫力のある美しいガルダ湖が真下に眺めれるので是非お勧めします。
今回は、2000メートルの高い山からガルダ湖を眺めたかったので、トレンティーノ州からガルダ湖に入りました。朝からトレッキングの格好で登り始めました。
山頂目指して登っているときに山の中腹から眺めたガルダ湖

次回は、出会った動物、イタリアで見つけた幻の山菜、雪景色、綺麗な写真等などを紹介します。
続く・・・

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5月初旬のGWに、美しきトスカーナ州から美しきトレンティーノ州に行きました。実家に近いトレンティーノは、子供の時からよく訪れた場所の一つであり、且つ、2年間住んだことで親しみを感じ、また、地理的にもよくわかっている私の大好きな場所である。いつも行きたい場所はガルダ湖(Lago di Garda)である。バイクでガルダ湖1週もしたし、冷たい水の中でスキューバダイビングの免許も取得したし、ガルダ湖にそびえる山の断崖絶壁でフリークライミングもしました。私にとってガルダ湖は天国でした。これから何回もガルダ湖等についてブログで紹介したいと思いますのでご期待ください。
ガルダ湖は370km2の面積を持つイタリアで最も大きな湖。この大きなガルダ湖は、ロンバルディア、トレンティーノ、ヴェネトの3つの州にまたいでいて、どの場所から眺めてもとても美しい湖です。

北イタリアにありながら、温暖な気候に恵まれていることで、年間数百万人の観光客が、年中途切れなく訪れる有名な観光スポットとなっている。ヴェネト州側のガルダ湖で最も人気があるのは、最南端にあるシルミオーネ(Sirmione)である。

シルミオーネはガルダ湖に面した綺麗な街で、且つ、温泉が湧き出るため、温泉治療施設が整っており、温泉による自然療法を希望される人々が数多く訪れる。因みに、イタリアのどんな薬局でも「シルミオーネの水(Acqua di Sirmione)」を買い求めることが出来る。Acqua di Sirmioneは、鼻かぜの痰、鼻水、鼻づまりに効くので、私の子供にも試したことがある。

ロンバルディア州となっているガルダ湖の西側には、綺麗で華やかな街「リモーネ(Limone)」がある。
下の写真2つがリモーネ


リモーネは、現在1000人の住民が住んでおり、昔はリモーネに繋がる道が無く、完全な陸の孤島となっていた。そのリモーネには、現在、世界中のジャーナリストやテレビ局関係者が毎年大勢訪れるほど有名になった。その訳は、昔、孤立していたことで、住民が先祖代々受け継がれてきた血液が他の地域の人々の血と混ざらずに、オリジナルのピュアな血液が保たれてきたことに由来する。具体的な話をすると、ミラノの会社に勤めていたリモーネ出身の男性が病院で精密検査を受けたところ、問診で動脈硬化が起きるような食べ物(肉、チーズなどの動物性蛋白質)を沢山食べているのに、この男性の血液に動脈硬化を発生させる要因が全くなかった。これに気づいた医者は、更にリモーネの多くの住民の血液検査を続け、研究した結果、意外な奇跡ともいえる事実を解明したのだ。リモーネの住民は、驚くことに、通常の人の血には見られない新種の特殊なタンパク(淡泊)を持っていることが発見されたのだ。このタンパクは「長寿エリクシア(Elisir di lunga vita)」と呼ばれ、動脈硬化を起こしそうなコレステロールの多い食べ物をどんなに食べても、体内で長寿エリクシアが働き、コレステロールを分解してしまうことが医学的に証明された。まさに、このリモーネの地で人々は自然的に不老長寿となっていたのだ。リモーネは、温暖な気候のおかげで、レモン、オリーブの実の品質が良く、新鮮な湖の魚にレモン、オリーブオイルを加えたレシピを主食とした食生活スタイルが守られてきた。これらのことが世界中に報道されるようになり、特に毎年5月にリモーネで開催される国際物理科学シンポジウムには、世界各地のジャーナリストが集まり、テレビ報道されるので、世界中から大勢の観光客も訪れるようになったのである。
現在、リモーネに繋がる道は山の中腹の高い位置にあり、トンネルやカーブが多いのでバイクのツーリングは面白いし、車でのドライブや自転車でのサイクリングでは、道下が断崖絶壁で、迫力のある美しいガルダ湖が真下に眺めれるので是非お勧めします。
今回は、2000メートルの高い山からガルダ湖を眺めたかったので、トレンティーノ州からガルダ湖に入りました。朝からトレッキングの格好で登り始めました。
山頂目指して登っているときに山の中腹から眺めたガルダ湖

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イタリア語検定試験3級合格おめでとう!
Posted on 2012.05.11 Fri 18:00:31 edit
実用イタリア語検定試験の3級に合格したとのご報告メールを生徒さんから頂きました。心から嬉しい気持ちで一杯です。
今回の合格率は38.1%でした。合格された生徒さんは、本当に努力を惜しまず真面目に頑張られましたので、今回の3級合格は生徒さんの努力の賜物と思います。
この生徒さんとは、昨年9月より半年間 リスニングレッスン、そして検定試験対策の練習問題を集中的にレッスンしてきました。3級検定試験合格をめざした2人3脚の運動会レースのように頑張ってきたのです。
もともとイタリア語の基礎がしっかりしていたので、幅の広いイタリア語の文法を連続的にレッスンすることが出来、同時にレッスンした内容に関連した復習の宿題メールを毎回送信し、いつも頑張って答えてくれました。生徒さんの解答も、レッスンを始めた頃に比べると、最近は、かなり間違いが少なくなってきていたので、イタリア語能力が目に見えて確実にアップしてきていることを実感していました。
それでも、多くの受験生が振り落される3級試験は、結果を知るまではとても気になるものです。合格のメールを読んだときは本当にうれしくて嬉しくて・・・。
メールには、「イタリア語の難解な文法に悪戦苦闘していましたが、先生のレッスンを受けるに付け、ぐるぐる絡まった糸玉が少しづつ解けていく手応えを感じています。」とも付け加えていただき、胸がジーンと熱くなりました。
更に、この生徒さんは、次の目標の2級合格に向けて頑張りたいとのことでしたので、私もまた気合を入れて一生懸命頑張ります。
3級合格おめでとうございます!
Congratulazioni !!!

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もともとイタリア語の基礎がしっかりしていたので、幅の広いイタリア語の文法を連続的にレッスンすることが出来、同時にレッスンした内容に関連した復習の宿題メールを毎回送信し、いつも頑張って答えてくれました。生徒さんの解答も、レッスンを始めた頃に比べると、最近は、かなり間違いが少なくなってきていたので、イタリア語能力が目に見えて確実にアップしてきていることを実感していました。
それでも、多くの受験生が振り落される3級試験は、結果を知るまではとても気になるものです。合格のメールを読んだときは本当にうれしくて嬉しくて・・・。
メールには、「イタリア語の難解な文法に悪戦苦闘していましたが、先生のレッスンを受けるに付け、ぐるぐる絡まった糸玉が少しづつ解けていく手応えを感じています。」とも付け加えていただき、胸がジーンと熱くなりました。
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仙人のエルヴィン_Part5
Posted on 2012.05.07 Mon 02:31:49 edit
サブタイトル: エルヴィン
20年ほど前に、エルヴィンはドイツで普通のサラリーマン暮らしをしていた。
奥さんと子供はドイツの家に暮らしながら、時々、季節のいい夏に、エルヴィンを尋ねに来るらしい。
何があったのかは分からないが、普通のサラリーマン暮らしから現在の仙人のような暮らしを始めてから20年が経過した。
初めは観光でイタリアに来て、偶然、現在住むモンテ・ラブロの家に出会ったのだが、当時は、田舎や深い山奥の生活が大変困難な場所から、次々と便利な街に引っ越し始めると言うイタリア人の傾向が強まっていた。そこで、素晴らしい自然の中にある廃墟となった家々に目を付けたのが、ドイツ人達である。当時は、値段が無いくらいの驚くほどの低価格で買うことが出来たらしい。
その当時、モンテ・ラブロの家々を買ったドイツ人たちは、自分たちで家を見事に作り直したのだ。ただ、エルヴィンだけは、買ったままの状態で現在に至っている。
エルヴィンは、家を手に入れて、初めは、夏のバカンスにだけ来ていたらしい。しかし、モンテ・ラブロの素晴らしい自然から離れてドイツでの仕事に戻ることの価値観が徐々に薄らいできて、最後はドイツの仕事や家・家族から離れて現在の生活を選択したと言う。
経済不景気の中の今では、「お金無しで生きる」と言うタイトルの本、又は、「1か月200ユーロあれば田舎生活ができる」と言うブログ等が、人気を呼んでいるけれども、エルヴィンは静かに、20年も前からお金を使わない田舎暮らしを見事に継続しているのだ。
最近、イタリアでは、経済不景気の理由で、沢山の人々の生活が困難になってきている。街を歩く人々の表情も、かつての歩きながら歌を歌う陽気なイタリア人とは違う、どこか、肩が重い、表情の暗い人たちが多くなってきている。
その中で1人だけ明るい。毎週1回、どんな季節でも、大雨の時は薄いカッパを着て、橋の無い川を渡って山を下りてロッカルベーニャの村に降りてくるエルヴィン。彼は、背筋をピンと伸ばし、力強く、どこにでも歩いていく。どこに行くかと言うと、彼の行先は、なんと〜、市役所が主催する無料イタリア語講座である。その講座を複数のドイツ人達も受講しているので、その友人に会うのも彼の楽しみの一つなのであろう。
人生をありのままの姿で生きる彼の笑顔の裏には、きっと、私たちには計り知れない苦労があるに違いないが、どんなに、ガソリン価格や電気代やガス代や水道代や食べ物などが値上げされようが、彼には全く関係ない。お金を一切使わずに20年も暮らしてきたのだ。畑も耕さない。野鳥のように全ての食べ物を自然の中から得ているのだ。彼の真似は出来ないが、彼を少しだけでも見習って、よりシンプルに暮らすことは、特に今の時代、間違いではないと思う。
下記はモンテラブロの自然や生息する動植物の写真です。







エルヴィンとはどんな人かを知った今、経済危機による生活への影響がどんなものであっても、これからの人生で何が起ころうとも、エルヴィンのように仙人のような生活をしている人もいるんだなぁと思い出すことで、どんな困難の壁にも立ち向かえる精神的な支えや元気をもらえたような気がします。
エルヴィンのシリーズはこれで終わりますが、これを読んだ貴方のご感想・ご意見など、是非、ひとことコメントしていただければ嬉しいです。イタリア語でも日本語でもどちらでも結構です。

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何があったのかは分からないが、普通のサラリーマン暮らしから現在の仙人のような暮らしを始めてから20年が経過した。
初めは観光でイタリアに来て、偶然、現在住むモンテ・ラブロの家に出会ったのだが、当時は、田舎や深い山奥の生活が大変困難な場所から、次々と便利な街に引っ越し始めると言うイタリア人の傾向が強まっていた。そこで、素晴らしい自然の中にある廃墟となった家々に目を付けたのが、ドイツ人達である。当時は、値段が無いくらいの驚くほどの低価格で買うことが出来たらしい。
その当時、モンテ・ラブロの家々を買ったドイツ人たちは、自分たちで家を見事に作り直したのだ。ただ、エルヴィンだけは、買ったままの状態で現在に至っている。
エルヴィンは、家を手に入れて、初めは、夏のバカンスにだけ来ていたらしい。しかし、モンテ・ラブロの素晴らしい自然から離れてドイツでの仕事に戻ることの価値観が徐々に薄らいできて、最後はドイツの仕事や家・家族から離れて現在の生活を選択したと言う。
経済不景気の中の今では、「お金無しで生きる」と言うタイトルの本、又は、「1か月200ユーロあれば田舎生活ができる」と言うブログ等が、人気を呼んでいるけれども、エルヴィンは静かに、20年も前からお金を使わない田舎暮らしを見事に継続しているのだ。
最近、イタリアでは、経済不景気の理由で、沢山の人々の生活が困難になってきている。街を歩く人々の表情も、かつての歩きながら歌を歌う陽気なイタリア人とは違う、どこか、肩が重い、表情の暗い人たちが多くなってきている。
その中で1人だけ明るい。毎週1回、どんな季節でも、大雨の時は薄いカッパを着て、橋の無い川を渡って山を下りてロッカルベーニャの村に降りてくるエルヴィン。彼は、背筋をピンと伸ばし、力強く、どこにでも歩いていく。どこに行くかと言うと、彼の行先は、なんと〜、市役所が主催する無料イタリア語講座である。その講座を複数のドイツ人達も受講しているので、その友人に会うのも彼の楽しみの一つなのであろう。
人生をありのままの姿で生きる彼の笑顔の裏には、きっと、私たちには計り知れない苦労があるに違いないが、どんなに、ガソリン価格や電気代やガス代や水道代や食べ物などが値上げされようが、彼には全く関係ない。お金を一切使わずに20年も暮らしてきたのだ。畑も耕さない。野鳥のように全ての食べ物を自然の中から得ているのだ。彼の真似は出来ないが、彼を少しだけでも見習って、よりシンプルに暮らすことは、特に今の時代、間違いではないと思う。
下記はモンテラブロの自然や生息する動植物の写真です。







エルヴィンとはどんな人かを知った今、経済危機による生活への影響がどんなものであっても、これからの人生で何が起ころうとも、エルヴィンのように仙人のような生活をしている人もいるんだなぁと思い出すことで、どんな困難の壁にも立ち向かえる精神的な支えや元気をもらえたような気がします。
エルヴィンのシリーズはこれで終わりますが、これを読んだ貴方のご感想・ご意見など、是非、ひとことコメントしていただければ嬉しいです。イタリア語でも日本語でもどちらでも結構です。
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仙人のエルヴィン_Part4
Posted on 2012.04.27 Fri 05:31:58 edit
サブタイトル: エルヴィンのハーブ
静かな声で話すエルヴィンを皆が囲んで、一生懸命説明を聞いている。
エルヴィンは、ちょうど可愛らしい小さな白い花が満開となっていた西洋サンザシ(Biancospino)の前で説明している。

「これは“心臓の木”と呼ばれている。白い花も葉も赤い実も、全部が心臓を強くするため等に利用できる。不整脈にも効果がある。低血圧や高血圧の値を、正常な血圧値に戻す働きがある。また、高コレステロール血症の血清総コレステロール値を下げて、コレステロールの血管壁への沈着を減す。更に肝臓の機能を保護する作用や胃を元気にし、消化を良くしてくれる効果もあります。特に新芽は食べても美味しいです。」

早速、翌日に私たちの敷地にある西洋サンザシの新芽を摘んで、オリーブオイルで炒めて食べてみたのですが、本当に美味しかったです。
更に、西洋サンザシのハーブティーを作るために、新芽から出てきたばかりの小さな葉を沢山摘み、乾燥させてみました。そして、西洋サンザシのハーブティーに蜂蜜を入れて美味しくいただきました。ハーブティーのレパートリーが広がったことも嬉しかったです。
エルヴィは、この日、数えきれないほどの野草についてレシピや効能を教えてくれましたが、2番目に教えたハーブは、ハーブの王様と呼ばれる「イラクサ(Ortica)」。

葉や茎についてる無数の棘!ちょっと触っても蜂に刺されたように痛い!

私たちの敷地にはイラクサの森があるので、いつも、リゾットや手作りパスタ、お浸し等にして、イラクサを頂いています。このブログでも以前、紹介しましたので手作りパスタのレシピやイラクサの効能等をご覧ください。
http://italianojuku.blog135.fc2.com/blog-entry-64.html
私は今まで、茹でたり炒めたり調理して食べていましたが、触ると痛いので触れないこのイラクサを生で食べようとは考えたことがありませんでした。でも、今日は、何と、イラクサの生サラダが準備されると聞いたのでびっくりしました。手袋をかけていた人が、籠一杯のイラクサと西洋サンザシの葉を取り、川の水で洗い、包丁でこの2種類の葉をみじん(微塵)切りにしてトマトと一緒に混ぜたお皿も芝生の上に敷かれた大きな毛布の上に並べられました。生のイラクサは鉄分が豊富に含まれているので、特に、疲れ気味の春のこの時期に、又は、貧血の方にお勧めします。
みんながいろいろなお弁当を持参しました。私たちは手作りパンを。ベアトリーチェは自分の飼っている羊のミルクで作ったペコリーノチーズを持ってきました。手作りのペコリーノチーズは格別に美味しかったです。他の人たちも、ハムやチーズ、卵料理、手作りワインなどを持って来られたので、様々な料理を少しづつ味わいました。ペコリーノチーズを挟んだパニーニ(Panini)とイラクササラダがとても美味しかったです。生のイラクサでも微塵切りにすると食べても痛くないのですね。
みんなが持ってきたお弁当は合わせると、かなりのボリュームになるので、最後はお腹一杯になりました。が、エルヴィンはサラダを食べたくらいで後はほとんど食べなかったのです。
やはり、みんなが言っているように草(野草や野菜)だけを食べて生きているのかなぁ?
人間は野草だけを食べて本当に生きれるのかなぁ?
次回は、エルヴィンについてクローズアップしてみたいと思います。
続く・・・

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「これは“心臓の木”と呼ばれている。白い花も葉も赤い実も、全部が心臓を強くするため等に利用できる。不整脈にも効果がある。低血圧や高血圧の値を、正常な血圧値に戻す働きがある。また、高コレステロール血症の血清総コレステロール値を下げて、コレステロールの血管壁への沈着を減す。更に肝臓の機能を保護する作用や胃を元気にし、消化を良くしてくれる効果もあります。特に新芽は食べても美味しいです。」

早速、翌日に私たちの敷地にある西洋サンザシの新芽を摘んで、オリーブオイルで炒めて食べてみたのですが、本当に美味しかったです。
更に、西洋サンザシのハーブティーを作るために、新芽から出てきたばかりの小さな葉を沢山摘み、乾燥させてみました。そして、西洋サンザシのハーブティーに蜂蜜を入れて美味しくいただきました。ハーブティーのレパートリーが広がったことも嬉しかったです。
エルヴィは、この日、数えきれないほどの野草についてレシピや効能を教えてくれましたが、2番目に教えたハーブは、ハーブの王様と呼ばれる「イラクサ(Ortica)」。

葉や茎についてる無数の棘!ちょっと触っても蜂に刺されたように痛い!

私たちの敷地にはイラクサの森があるので、いつも、リゾットや手作りパスタ、お浸し等にして、イラクサを頂いています。このブログでも以前、紹介しましたので手作りパスタのレシピやイラクサの効能等をご覧ください。
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私は今まで、茹でたり炒めたり調理して食べていましたが、触ると痛いので触れないこのイラクサを生で食べようとは考えたことがありませんでした。でも、今日は、何と、イラクサの生サラダが準備されると聞いたのでびっくりしました。手袋をかけていた人が、籠一杯のイラクサと西洋サンザシの葉を取り、川の水で洗い、包丁でこの2種類の葉をみじん(微塵)切りにしてトマトと一緒に混ぜたお皿も芝生の上に敷かれた大きな毛布の上に並べられました。生のイラクサは鉄分が豊富に含まれているので、特に、疲れ気味の春のこの時期に、又は、貧血の方にお勧めします。
みんながいろいろなお弁当を持参しました。私たちは手作りパンを。ベアトリーチェは自分の飼っている羊のミルクで作ったペコリーノチーズを持ってきました。手作りのペコリーノチーズは格別に美味しかったです。他の人たちも、ハムやチーズ、卵料理、手作りワインなどを持って来られたので、様々な料理を少しづつ味わいました。ペコリーノチーズを挟んだパニーニ(Panini)とイラクササラダがとても美味しかったです。生のイラクサでも微塵切りにすると食べても痛くないのですね。
みんなが持ってきたお弁当は合わせると、かなりのボリュームになるので、最後はお腹一杯になりました。が、エルヴィンはサラダを食べたくらいで後はほとんど食べなかったのです。
やはり、みんなが言っているように草(野草や野菜)だけを食べて生きているのかなぁ?
人間は野草だけを食べて本当に生きれるのかなぁ?
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仙人のエルヴィン_Part3
Posted on 2012.04.16 Mon 18:52:42 edit
サブタイトル: エルヴィンの家
エルヴィンは、家の前のベンチに座っていた。私たちが着くと笑顔で迎えてくれた。エルヴィンの姿は、大自然の中でとても調和がとれていた。自然に対して何の害も与えていないことが感じられ、自然の中で平和そのものだった。
うるさい私たちが来たことで、静かだった自然も驚いたに違いない。
ハーブ勉強会が始まるまで、皆、ベンチに腰かけたり、家の前の小川で遊んだり、それぞれ平和な時間を過ごした。
私は、じっくりと家を眺めました。家は石と土壁で作られており、かなり古いと言うことは確かだ。昔の人々は、家を小さく作っていた。窓もドアも小さく、天井も低くして、冬の厳しい寒さの中で、一つの暖炉に少しの薪で家全体を暖める為に家を小さくしていたのだ。このような昔の家は、ふつう2つの部屋に分かれているシンプルな構造で、キッチンと寝室があるだけ。
まさに、著者Tolkienの作品から作られた映画「The Lord of the Ring」の中に出てくるホビット達の住んでいる家にそっくりだ。
昔の家は、水道も電気も無く、もちろんトイレは外で、お風呂、シャワーなどは無く、洗濯も、料理用の水も、食器洗いも、全ての水は、川に頼っていた。エルヴィンは、昔の生活スタイルを見事に保っているのだ。富男が落ちた急流の大きな川から、枝分かれし、緩やかなカーブを描いてエルヴィンの家の前に静かに清らかな水が流れている。
私は家の裏を歩いてみた。すると、家裏の屋根に丘が覆いかぶさるように繋がっていて屋根が私の目の高さと同じくらいになっていた。ホビット達の家は土の中にあるが、この家も、丘の上から見るとほとんど土の中に作られているような感じになっていた。私は屋根の瓦を見て驚いた。私が長年探しても見つけることが出来なかったハーブ「アルケミッラ(alchemilla)」が何と目の前にあった!瓦と瓦の間に落葉や土が入り込み、アルケミッラが見事に育っていたのだ。

アルケミッラは、女性ホルモン、生理不順に効果があり、アルケミッラティーがエルボリステリアで販売されている。
その他の効果としては、虚弱体質の子供には、乾燥した200gのアルケミッラを、一晩、水につけておき、その水をお風呂に入れると効果がある。
糖尿病にも効果があるし、肥満体質の方には、アルケミッラティーを1日に2、3回飲むことで、ダイエット効果がある。
更に、昔は、出産したばかりの妊婦には、炎症を抑える為に10日間のアルケミッラティーを飲む治療が行われていた。
ハーブティーの作り方は、250mlのお湯を一瞬沸騰させ、乾燥したアルケミッラ小さじ一杯を入れてかき混ぜるだけ。
アルケミッラの効能などは、参考文献『薬用ハーブの宝箱』に基づく体験の手紙(マリア・トレーベン著)から引用。
エルヴィンの家の屋根にあるアルケミッラを採るわけにはいかない。今から教えてもらう山草やハーブで十分だ。それにしても、自然の豊かな凄い場所だなぁと思った。
子供たちに誘われて、自由に出入りできるエルヴィンの家の中に入ってみた。
太陽ジリジリの明るい外から急に家の中に入ったら、しばらく暗くて何にも見えなかったのでドアから入るとすぐに立ち止った。
少しづつ、暗闇に目が慣れてきた。床を見たら、なんと、土に川から拾われたようないろいろな形や色のきれいな石が丁寧に埋め込まれていた。自然な綺麗さがあり、モザイクを思い出した。
部屋の角には小さな薪ストーブが置いてある。部屋の真ん中には、テーブルが置いてあり、その上には、天井からぶら下がっていた裸電球が薄暗い光を放っていた。電気が無いので、屋根に小さなソーラーパネル一つを置いて明かりを取っていたのだ。
壁一面が大きな本棚になっていて、本が所狭しと並んでいた。本を見ると、全てがドイツ語だ。川を渡って、よくも家まで持ってきたなぁと感心した。エルヴィンが勉強家であることが分かった。
太陽を浴びたくて外に出たら、皆がエルヴィンと一緒に森に入るところだったので、私も子供も皆で後を追うようについて行った。エルヴィンは、一体、どういう人物で、どんな暮らしをしているのか、家を見たらますます興味が出てきた。
続く・・・

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エルヴィンは、家の前のベンチに座っていた。私たちが着くと笑顔で迎えてくれた。エルヴィンの姿は、大自然の中でとても調和がとれていた。自然に対して何の害も与えていないことが感じられ、自然の中で平和そのものだった。
うるさい私たちが来たことで、静かだった自然も驚いたに違いない。
ハーブ勉強会が始まるまで、皆、ベンチに腰かけたり、家の前の小川で遊んだり、それぞれ平和な時間を過ごした。
私は、じっくりと家を眺めました。家は石と土壁で作られており、かなり古いと言うことは確かだ。昔の人々は、家を小さく作っていた。窓もドアも小さく、天井も低くして、冬の厳しい寒さの中で、一つの暖炉に少しの薪で家全体を暖める為に家を小さくしていたのだ。このような昔の家は、ふつう2つの部屋に分かれているシンプルな構造で、キッチンと寝室があるだけ。
まさに、著者Tolkienの作品から作られた映画「The Lord of the Ring」の中に出てくるホビット達の住んでいる家にそっくりだ。
昔の家は、水道も電気も無く、もちろんトイレは外で、お風呂、シャワーなどは無く、洗濯も、料理用の水も、食器洗いも、全ての水は、川に頼っていた。エルヴィンは、昔の生活スタイルを見事に保っているのだ。富男が落ちた急流の大きな川から、枝分かれし、緩やかなカーブを描いてエルヴィンの家の前に静かに清らかな水が流れている。
私は家の裏を歩いてみた。すると、家裏の屋根に丘が覆いかぶさるように繋がっていて屋根が私の目の高さと同じくらいになっていた。ホビット達の家は土の中にあるが、この家も、丘の上から見るとほとんど土の中に作られているような感じになっていた。私は屋根の瓦を見て驚いた。私が長年探しても見つけることが出来なかったハーブ「アルケミッラ(alchemilla)」が何と目の前にあった!瓦と瓦の間に落葉や土が入り込み、アルケミッラが見事に育っていたのだ。

アルケミッラは、女性ホルモン、生理不順に効果があり、アルケミッラティーがエルボリステリアで販売されている。
その他の効果としては、虚弱体質の子供には、乾燥した200gのアルケミッラを、一晩、水につけておき、その水をお風呂に入れると効果がある。
糖尿病にも効果があるし、肥満体質の方には、アルケミッラティーを1日に2、3回飲むことで、ダイエット効果がある。
更に、昔は、出産したばかりの妊婦には、炎症を抑える為に10日間のアルケミッラティーを飲む治療が行われていた。
ハーブティーの作り方は、250mlのお湯を一瞬沸騰させ、乾燥したアルケミッラ小さじ一杯を入れてかき混ぜるだけ。
アルケミッラの効能などは、参考文献『薬用ハーブの宝箱』に基づく体験の手紙(マリア・トレーベン著)から引用。
エルヴィンの家の屋根にあるアルケミッラを採るわけにはいかない。今から教えてもらう山草やハーブで十分だ。それにしても、自然の豊かな凄い場所だなぁと思った。
子供たちに誘われて、自由に出入りできるエルヴィンの家の中に入ってみた。
太陽ジリジリの明るい外から急に家の中に入ったら、しばらく暗くて何にも見えなかったのでドアから入るとすぐに立ち止った。
少しづつ、暗闇に目が慣れてきた。床を見たら、なんと、土に川から拾われたようないろいろな形や色のきれいな石が丁寧に埋め込まれていた。自然な綺麗さがあり、モザイクを思い出した。
部屋の角には小さな薪ストーブが置いてある。部屋の真ん中には、テーブルが置いてあり、その上には、天井からぶら下がっていた裸電球が薄暗い光を放っていた。電気が無いので、屋根に小さなソーラーパネル一つを置いて明かりを取っていたのだ。
壁一面が大きな本棚になっていて、本が所狭しと並んでいた。本を見ると、全てがドイツ語だ。川を渡って、よくも家まで持ってきたなぁと感心した。エルヴィンが勉強家であることが分かった。
太陽を浴びたくて外に出たら、皆がエルヴィンと一緒に森に入るところだったので、私も子供も皆で後を追うようについて行った。エルヴィンは、一体、どういう人物で、どんな暮らしをしているのか、家を見たらますます興味が出てきた。
続く・・・
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仙人のエルヴィン_Part2
Posted on 2012.04.10 Tue 20:12:39 edit
サブタイトル: エルヴィンの家に行く
いよいよ今日はエルヴィンの家にピクニック!
暖かい春の日差しの中、ワクワク気分でお出かけです。
ベアトリーチェから言われたことですが、「皆、何か1品料理を持参して来て!」とのこと。私たちは2kgの手作りパンを持っていくことにしました。
それに、エルヴィンの家までは結構歩くとのことでしたので、登山靴、長ズボン、帽子にリュック、水筒などを持ってハイキング気分です。
集合場所は、Monte Labroの麓に住んでるベアトリーチェの家。
ベアトリーチェの家まで車で行くと、他の参加者数人もいた。皆、ドイツ人で、ベアトリーチェの近くに住んでいる歯医者さんご夫妻、オリーブオイルの生産地として有名なSeggianoに住むオリーブオイルとワインの生産者でドイツ市場に販売している事業家の方もいた。
写真はセッジャーノのオリーブオイル祭りの一コマ

お一人で参加した歯医者さんの友人のドイツ人の方は、自分から自己紹介し、癌の手術をしたばかりで、健康食としての山草に興味があって参加させていただいたと言っていた。
ベアトリーチェは娘のユッリャも連れていた。ユッリャ9才と私の娘の利多(Rita)8才、息子の富男(Tomio)6才は、皆、ロッカルベーニャ(Roccalbegna)の小学校で同じクラスで勉強している仲間だ。小学校全体で16人しかいないので1年生から5年生までが1クラス一緒に勉強している。少人数なので、まるでホームスクールのようなイタリアでも珍しいユニークな学校だ。
写真はロッカルベーニャのシンボル「Rocca」。

ベアトリーチェの家の敷地に車を置いて、エルヴィンの家に向かって歩き始めた。
エルヴィンの家までは道が無いと言われたのには驚いたが、草が高く生い茂った野原をみんなで歩きながら、楽しくお喋りしながら進んだ。
野原を超えると雑木林の山に入った。道が無いので2度と来れないのではと思いながら、獣道のようなところを登った。するとベアトリーチェが私に言った。「橋の無いアルベーニャ川を渡らなければならないけど、たぶん大丈夫よ。」
私を落ち着かせようとして言ってくれた言葉でしょうが、逆に心配し始めた。(子供たちは渡れるのだろうか!?)
間もなくすると、川の音が聞こえてきた。川の流れの音は「ゴォーゴォー」と渓谷を流れる急流で勢いのある川だ。川には2m程の岩がごろごろと並んでいた。

(エルヴィンはいつもこの川を渡って行き来しているのか? それなら大丈夫かな。)
でも、岩の形も不揃いで滑り落ちそうな岩が沢山あり、岩と岩の間隔も1メートル程なので、ジャンプしないと渡れないし、落ちたら、急流の流れに飲み込まれてしまうほどで、水量もありちょっと怖かった。
ドイツ人は素早く問題なく渡った。最後は私たちの番。旦那は川の真ん中の岩に立ち止り、前後にフラフラしながらも、子供たちの手を取りフォローした。利多は無事に渡った。
富男は怖くてなかなか私の手を放そうとしないが、旦那の伸ばした手に行こうとジャンプした瞬間、石鹸のように滑って川に落ちた。
私はショックでフリーズ状態。
皆、びっくりしながらも、川に落ちた瞬間、流される前に直ぐに富男を持ち上げたが、帽子から靴まで全身びしょ濡れ。
すぐに濡れた服を脱がせた。着替えなどは準備していなかったが、幸いベアトリーチェがトレーナーを持っていたので貸してもらい、おんぶされエルヴィンの家まで行くことになった。
ジャングルのような獣道をアップダウンしながらようやく草原の山側の端っこにあるエルヴィンの家に辿り着いた。着くとすぐエルヴィンの家の屋根の上に濡れた服や靴を干した。
なんとエルヴィンの家は地の精(Gnomi)が住むような家だった・・・
続く・・・

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暖かい春の日差しの中、ワクワク気分でお出かけです。
ベアトリーチェから言われたことですが、「皆、何か1品料理を持参して来て!」とのこと。私たちは2kgの手作りパンを持っていくことにしました。
それに、エルヴィンの家までは結構歩くとのことでしたので、登山靴、長ズボン、帽子にリュック、水筒などを持ってハイキング気分です。
集合場所は、Monte Labroの麓に住んでるベアトリーチェの家。
ベアトリーチェの家まで車で行くと、他の参加者数人もいた。皆、ドイツ人で、ベアトリーチェの近くに住んでいる歯医者さんご夫妻、オリーブオイルの生産地として有名なSeggianoに住むオリーブオイルとワインの生産者でドイツ市場に販売している事業家の方もいた。
写真はセッジャーノのオリーブオイル祭りの一コマ

お一人で参加した歯医者さんの友人のドイツ人の方は、自分から自己紹介し、癌の手術をしたばかりで、健康食としての山草に興味があって参加させていただいたと言っていた。
ベアトリーチェは娘のユッリャも連れていた。ユッリャ9才と私の娘の利多(Rita)8才、息子の富男(Tomio)6才は、皆、ロッカルベーニャ(Roccalbegna)の小学校で同じクラスで勉強している仲間だ。小学校全体で16人しかいないので1年生から5年生までが1クラス一緒に勉強している。少人数なので、まるでホームスクールのようなイタリアでも珍しいユニークな学校だ。
写真はロッカルベーニャのシンボル「Rocca」。

ベアトリーチェの家の敷地に車を置いて、エルヴィンの家に向かって歩き始めた。
エルヴィンの家までは道が無いと言われたのには驚いたが、草が高く生い茂った野原をみんなで歩きながら、楽しくお喋りしながら進んだ。
野原を超えると雑木林の山に入った。道が無いので2度と来れないのではと思いながら、獣道のようなところを登った。するとベアトリーチェが私に言った。「橋の無いアルベーニャ川を渡らなければならないけど、たぶん大丈夫よ。」
私を落ち着かせようとして言ってくれた言葉でしょうが、逆に心配し始めた。(子供たちは渡れるのだろうか!?)
間もなくすると、川の音が聞こえてきた。川の流れの音は「ゴォーゴォー」と渓谷を流れる急流で勢いのある川だ。川には2m程の岩がごろごろと並んでいた。

(エルヴィンはいつもこの川を渡って行き来しているのか? それなら大丈夫かな。)
でも、岩の形も不揃いで滑り落ちそうな岩が沢山あり、岩と岩の間隔も1メートル程なので、ジャンプしないと渡れないし、落ちたら、急流の流れに飲み込まれてしまうほどで、水量もありちょっと怖かった。
ドイツ人は素早く問題なく渡った。最後は私たちの番。旦那は川の真ん中の岩に立ち止り、前後にフラフラしながらも、子供たちの手を取りフォローした。利多は無事に渡った。
富男は怖くてなかなか私の手を放そうとしないが、旦那の伸ばした手に行こうとジャンプした瞬間、石鹸のように滑って川に落ちた。
私はショックでフリーズ状態。
皆、びっくりしながらも、川に落ちた瞬間、流される前に直ぐに富男を持ち上げたが、帽子から靴まで全身びしょ濡れ。
すぐに濡れた服を脱がせた。着替えなどは準備していなかったが、幸いベアトリーチェがトレーナーを持っていたので貸してもらい、おんぶされエルヴィンの家まで行くことになった。
ジャングルのような獣道をアップダウンしながらようやく草原の山側の端っこにあるエルヴィンの家に辿り着いた。着くとすぐエルヴィンの家の屋根の上に濡れた服や靴を干した。
なんとエルヴィンの家は地の精(Gnomi)が住むような家だった・・・
続く・・・
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仙人のエルヴィン_Part1
Posted on 2012.04.08 Sun 19:53:02 edit
イタリアを初めて訪れる人、又は、イタリアに何らかの仕事や勉強で滞在する人、或いは、イタリア人が新しい地域に引っ越しする人などに共通して言えることですが、新しい地域に住んでる人のことやイヴェント情報などはどのようにして知ればよろしいのでしょうか?
それは、FacebookやTwitterで探すのではなく、(もちろん、それでも結構ですが)私のおすすめは、その新しい街や地区のメイン広場のBarに座って好きな飲み物を注文し、のんびりと広場や街を行きかう人々を注意深く見ることです。それを繰り返すうちに、いろいろな人とお互い親しみも湧いてくるし、そのうちに声もかけてもらえるし、コミュニケーションが始まってくるものです。それで、街の情報を聞いたり、人の情報も聞いたり出来るのです。

このRoccalbegnaに引っ越した時に、私は引っ越して家の片付けが終わると同時に、村のメイン広場にあるBarに行って好きな麦コーヒーのロングを注文し、Barの外にある椅子に座って新聞を読む格好でのんびりと外を眺めました。それを繰り返すうちに、いろいろな人が声をかけてくれました。
Roccalbegnaは静かな観光地ですが、中世時代を思わせる魅力があるので、イタリアの各地から、そしてドイツやヨーロッパからの訪問者が結構訪れ、その旅行者などがこの広場のBarの前の道を行ったり来たりと行きかっているのです。
小さな村の小さな広場のBarに座って、のんびりとバカンス気分であるいている人をみるのも楽しいものです。
ある日、買い物の後、Barに座ったところ、私の目が急にある人物に集中した。若くないことは髪の毛の色でわかった。
昔のヒッピーを思わせる長いグレー色の髪の毛にヘアーバンドを付けて、まるでインディアンのスタイルだ。目は青かったのでインディアンではないと思った。服装は一昔前のズボンやシャツを身に着けていた。彼の身長は普通だが体はとても痩せていた。50キロ以下に見えたが病的に痩せているのではなく、皮膚にも若々しい艶が有り健康そうに見えた。現代社会は、肥満が多く、多くの人が太っていたり、腹が出ているので、彼のように痩せた人は目立って見える。数人のドイツ人と彼が会ってお話ししたり笑ったりもしていて、とても幸せそうにも見えた。その時、ある子供が彼を指さして「仙人だ! 仙人だ〜! (L’Eremita! L’Eremita!)」と言って逃げて行った。
私は親しくなった友人にすぐに彼のことを聞いた。その友人は知っていることを話してくれた。
彼は、エネルギースポットと呼ばれているMonte Labroの山奥のどこかに一人で住んでいるので、村では仙人と呼ばれているらしい。私が何で暮らしているの?と聞いたら、「それは分からないけど、山草を食べて生きてるんじゃない」と冗談のつもりで言って笑った。
Monte Labroの山

Monte Labroの山の頂上に向かってハイキングしている様子

その仙人に興味があるまま2年が過ぎた5月のある日、スイス人のベアトリーチェが、仙人のエルヴィンが自分の家で人に山草を教える企画をしたので、参加しないかと尋ねてくれた。山草についても彼についても興味深々だったので、喜んで家族4人で参加することに決めた。
続く・・・

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このRoccalbegnaに引っ越した時に、私は引っ越して家の片付けが終わると同時に、村のメイン広場にあるBarに行って好きな麦コーヒーのロングを注文し、Barの外にある椅子に座って新聞を読む格好でのんびりと外を眺めました。それを繰り返すうちに、いろいろな人が声をかけてくれました。
Roccalbegnaは静かな観光地ですが、中世時代を思わせる魅力があるので、イタリアの各地から、そしてドイツやヨーロッパからの訪問者が結構訪れ、その旅行者などがこの広場のBarの前の道を行ったり来たりと行きかっているのです。
小さな村の小さな広場のBarに座って、のんびりとバカンス気分であるいている人をみるのも楽しいものです。
ある日、買い物の後、Barに座ったところ、私の目が急にある人物に集中した。若くないことは髪の毛の色でわかった。
昔のヒッピーを思わせる長いグレー色の髪の毛にヘアーバンドを付けて、まるでインディアンのスタイルだ。目は青かったのでインディアンではないと思った。服装は一昔前のズボンやシャツを身に着けていた。彼の身長は普通だが体はとても痩せていた。50キロ以下に見えたが病的に痩せているのではなく、皮膚にも若々しい艶が有り健康そうに見えた。現代社会は、肥満が多く、多くの人が太っていたり、腹が出ているので、彼のように痩せた人は目立って見える。数人のドイツ人と彼が会ってお話ししたり笑ったりもしていて、とても幸せそうにも見えた。その時、ある子供が彼を指さして「仙人だ! 仙人だ〜! (L’Eremita! L’Eremita!)」と言って逃げて行った。
私は親しくなった友人にすぐに彼のことを聞いた。その友人は知っていることを話してくれた。
彼は、エネルギースポットと呼ばれているMonte Labroの山奥のどこかに一人で住んでいるので、村では仙人と呼ばれているらしい。私が何で暮らしているの?と聞いたら、「それは分からないけど、山草を食べて生きてるんじゃない」と冗談のつもりで言って笑った。
Monte Labroの山

Monte Labroの山の頂上に向かってハイキングしている様子

その仙人に興味があるまま2年が過ぎた5月のある日、スイス人のベアトリーチェが、仙人のエルヴィンが自分の家で人に山草を教える企画をしたので、参加しないかと尋ねてくれた。山草についても彼についても興味深々だったので、喜んで家族4人で参加することに決めた。
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Movie: “The Butterfly Circus”
Posted on 2012.03.30 Fri 17:10:27 edit
私が最近感動した映画を紹介します。たった22分の短い映画けれども、心にしみる映画でした。希望に満ちたこの映画を是非お勧めします。Nick Vujicicが主演で、身体に障害を持つ彼は、自分の経験を世界の人々に講演会で話をして、人間は何でもやれるということを教えています。
映画は英語ですが、字幕はイタリア語なので、イタリア語の勉強にも役立つと思います。

下記アドレスをクリックすると映画が始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=jjOmiLerT7o
Buona visione!

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映画は英語ですが、字幕はイタリア語なので、イタリア語の勉強にも役立つと思います。

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