美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

イタリア・トスカーナから美しきトスカーナ情報やイタリア語会話レッスン、イタリア料理レシピ等、イタリアに関する様々な報情をお届けします。

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マレンマ 

今年のマレンマの冬は、1月に2週間だけ寒かった!
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雪も降らなかった!
数年前までは、ソリ滑りができるくらい、雪が降っていたのですが、最近は本当に雪が降らなくなった。
暖かい日が続いていることで、果実の木々の開花時期も早まり、アーモンドやプルンの花は3月中旬には既に満開となっていました。桜の花は、従来、4月10日頃が満開の時期ですが、10日以上も早い今が満開を迎えています。
絶滅が危惧されているミツバチですが、幸いにも、隣に住むドイツ人が養蜂していることで、私たちの木々の花の周りでは沢山のミツバチがブンブン飛んでいます。

良い天気が続くことで、畑の活動も例年より早く始まったし、犬の散歩にも気持ちよく出かけることができます。
車で出かけると気づかなかったことが、歩くことで色々なことが身近に感じとることも・・・
歩きながら、各家の前を通ると、人々の生活の様子が伝わってくるのです。
昨年までは、年中、家族で住んでいた家が、今年は閉じられており、人が住んでいる気配がなく、街に持っている家に引っ越してしまったのか!?
地元農民の平均年齢が年々上がることで、畑を耕す人も少なくなっているし、広大な土地で家畜の餌としてフィエノ(藁)を作っていた農民たちも益々少なくなってきている。
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人口が少なくなれば、野生動物が増えると言う原理かどうか、長年、幻のような存在だったヤマアラシの姿が日中もあちこちで見ることができるし、シカなどは数えきれないほど多くなり、毎日、家の近くまで来るようになった。
野鳥も増え続け、木々の上では、鳥の囀りが鳴り響くかのようにざわめいている。

一方で、経済不況のせいか、また、自然を愛する人々が増えたせいか、街からこのマレンマの丘に引っ越してくる人々の動きも目立つようになった。私たちの近所にも2年前に若い夫婦が引っ越し、今年から野菜を栽培し販売しようと頑張っている人もいる。
傾向として、マレンマの各村では、高年齢化が進み、全体的には緩やかに過疎化は進んでいるけれども、歯止めをかけるかのように、若い世代の家族もある程度の数を維持しているようだ。

先日、村の若い家族が集まって、面白いプロジェクトの話しをする集いがあった。
それは、年老いて手入れも収穫も出来なくなった農民達が手放した合計何十ヘクタールもある広大なオリーブ畑を、村の若い家族が組織的に受け継いで、手入れや収穫を行い、収穫量を持ち主と半分づつ分け合うと言うプロジェクトだった。

これは素晴らしい試みと思う。土地やオリーブ畑を持っていなくとも、自分でオリーブオイルを作ることも売ることも出来るので、「やる気さえあれば、何でも出来る!」ことを証明する代表的な例だ。
過疎化や高齢化が進んだとしても村は滅びていくのではなく、若い世代に知恵と努力があれば、村は再び活気づき、人々は末永く自然と共に生き続けることになるのだろう。これから先、何十年も、何百年も・・・

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ヒツジ 

この時期になると、イタリアでは復活祭の準備が始まる。
お待ちかねのパスクア(復活祭)!
学校も会社も、クリスマス休暇の後の長い連休となる、およそ、1週間のお休みが待っているのです。
そして、イタリア国民、みんな大好きなパスクアの定番菓子「コロンバ」が食べられるとあってワクワクな時期でもあります。
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私は食べたことがありませんが、イタリアのパスクアの伝統的な食べ物の一つに仔羊料理があります。
仔羊料理については、実は、古来、ユダヤ人の復活祭に仔羊料理を食べる習慣があって、その習慣がいつの間にか、カトリックのイタリアにも伝えられたそうです。

街に住んでいた時は、仔羊を食べることについての違和感はなかったけど、個人的に、臭みのある肉がどうしても好きにはなれなかったことが食べない理由です。

でも、トスカーナに引っ越してからは、ヒツジについての隠された事実を知りました。
私の住んでいる村は、ヒツジのミルクから作られるペコリーノチーズの世界的に有名な生産企業があり、その企業には、私の家に近い、幾つかの牧場で飼われているヒツジたちからミルクが提供されているのです。
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それぞれの牧場には500頭とか700頭など、驚くほど沢山のヒツジが飼われています。
牧場主は、ヒツジのミルクや肉を売ることで生計を立てているそうです。
人工的に授精したヒツジの出産時期は1月から3月となっており、この季節は牧場に生まれたばかりの真っ白でフワフワな赤ちゃんヒツジが母親にピッタリ寄り添っている風景をあちこちで見ることができます。
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そして、これら親子が寄り添っている景色に、見る者すべてを幸せにしてくれそうな不思議な力を感じます。
でも、ある日、牧場内をよく観察してみたら、生まれたばかりの仔ヒツジたちがいないことに気づいて、母親ヒツジは「メェ~、メェ~」と啼きながら、自分たちの仔ヒツジを探している様子でした。
パスクアを迎える時期になると、仔ヒツジたちは大きなトラックに乗せられて、畜殺場に持っていかれ、食用の肉にされ、スーパー等に卸されるのです。
母親ヒツジは、何と、一週間も泣きながら自分の仔ヒツジを探し続けるそうです。
この仔ヒツジたちを積んだトラックは、何故か、子供たちの帰りを小学校の門の前で待っている私たち親子の目の前を通ったのでした。
このトラックが私たちに近づくにつれ、仔ヒツジたちの泣きわめくような啼き声が聞こえてきたので、学校の門の前にいた親子達みんなが向かってくるトラックに注目したのでした。
私の子供が聞きました。
「仔ヒツジたちはどうして泣いてるの? お母さんたちはいないの? どこに連れて行かれるの?」
私は、一瞬困って「さあ、ねぇ~」としか言えなかった・・・

私たちの子供は学校から帰って来るが、この仔ヒツジたちはお母さんの元に帰ることが無い・・・

ヒツジについての隠された事実とは、
『イタリアでは、毎年350万頭の羊が殺され、その6割の210万頭は復活祭のために殺される!』


何日か前に、買い物するため車で出かけました。
春を感じさせてくれるくらいお天気が良かった。
車の窓を開けると外の澄んだ空気がとても心地よかった。
スーパーまでちょっと遠いおかげで、いろいろなことを考える貴重な時間にもなっている。
運転しながら、トスカーナのマレンマの丘に広がる大自然の景色を見ると、気分も上々!
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私のずーっと前に1台のトラックが走っている。
私の方が早いので、見る見るうちにトラックに近づいた。
曲がりくねった道が続くので、追い越しが出来なく、追い越さずに我慢することにした。
トラックの後ろにTrasporto di animali vivi(生きてる動物を運ぶ)と書いてあった。
トラックの中から、「メェ~、メェ~」と啼き声が聞こえてきた。
「またか!」
「仔ヒツジの啼き声!」
(パスクアの為、畜殺場に持っていかれるのか・・・)
私は、仔ヒツジのために何にも出来ないので、ひたすら、祈った。
祈りの中で、仔ヒツジたちに謝った。
人間の欲望のために殺されるけど、殺される瞬間は一瞬だし、後で、(あの世で)自由になれるからと励ましの声援に似た祈りを捧げた。
そうすると、しばらく、トラックに付いていくと、トラックは左折するウインカーを出した。
左奥を見たら、ここは、以前から知っている大牧場でした。
牧場には、トラックを待つ、牧場主が立っていました。
「な~んだ。牧草地を変えるための移動だったのか。」
ただの移動と知っただけで、心の底から嬉しさが込み上げてきました。
単純なことから、人は幸せになれる。ただし、いつも、物事を心の目で見なくては。

数日後、また、買い物へ。
今度は雨が降っていました。
私の目の前に1台のトラクターがゆっくりと走っています。
トラクターの後ろには、母親ヒツジと生まれたばかりの赤ちゃんヒツジがいました。
揺れながら、ずぶ濡れの親子ヒツジ。
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荷台から落ちないように縛られているので思うように動けないにもかかわらず、口で我が子を抑えようと一生懸命。
赤ちゃんヒツジは、次の一瞬、お母さんのミルクを飲もうとして無事成功。
暫くして、トラックは左折して牧場がある方向に曲がりました。
ヒツジがトラックなどで移動するのは、畜殺場だけに行くのではなく、新たな牧草地へ行くための移動も結構あることが分かりました。
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草を食むトスカーナのヒツジ達を見て私が感じたことでした。

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