美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

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マレンマ―ノ 

太陽が昇り、太陽が沈むマレンマ。
広大な土地を朝から晩までひたすら耕す体格の良い人、それはマレンマーノのイメージである。
マレンマ―ノ(Maremmano)とはマレンマ住民のことであり、マレンマーニ(Maremmani)はその複数形。この土地に残った人々は、やはりタフで負けず嫌いな人ばかり。山のマレンマでは、寒い冬にも耐えて、干ばつの厳しい夏にも耐えなければならないからだ。住む人にとって、こんなにも厳しい土地であるにもかかわらず、マレンマーニは自分の生まれたこの土地を大好きなのである。マレンマーニは幼い頃から自分だけに頼ることを身に付けるのだ。マレンマは、昔から人口密度が低いので、都会の街の人々のようにコミュニケーションは盛んではない。各家は離れているし、それぞれが数ヘクタール以上の土地を所有しているので、自分たち家族だけで生活の全てを支えることに慣れて来たのだ。ほとんどのマレンマーニは、昔からほぼ自給自足をしている。例えば、牛や羊を飼い、ミルクを搾りチーズ(formaggio)を作ったり、肉も食用として直売し、その他、広大な土地を利用してオリーブや小麦栽培をしたり、豚を飼ってサラミを作るのが習慣となっているので、家族の食べ物は自給自足できるくらいに豊富にあるのだ。それで、マレンマーニの男性や女性の体格は、がっちりした人がほとんどなのだ。

牛と言えば、イタリアではマレンマ以外の他の地域では見られないマレンマ特有のカウボーイがいる。
マレンマ1

イタリア語ではカウボーイをブッテロ(Buttero)と言う。
マレンマ2

車で走っている時、馬に乗った数人のマレンマーニのブッテリが、走っている車を急に止め、道路全体を占領して歩く牛の群れを誘導している風景に出会うのも珍しくは無い。こんな時は、いくら急いでいたとしても、ただ待つしかない。カメラがあれば珍しいスナップショットを撮るいいチャンスになる。この牛の群れの大移動は、春と秋に見られ、平野に飼われている牛たちを丘の広大な草原まで連れて行く往復の時に見られるもので、イタリア語ではTransumanza(移牧)と呼ばれている。

そして、グロッセートの南方面には、ウッチェッリーナ自然公園(Parco dell’Uccellina)がある。
マレンマ3

マレンマ4

そこでは、ブッテリが観光客相手に、乗馬しながら輪の付いたロープを投げて牛を捕まえたり、ロデオのショーをするなどして観衆を引き付けるのである。
マレンマ5

マレンマ6

このように生活しているマレンマーニなので、開拓魂が強く性格はとてもドライ。自分で自分の仕事や生活を切り開いていく人ばかりなのだ。だから、他人に特別に優しくして自分の為に何かをしてもらう必要が無いので、いわゆる義理人情などは無いのである。人との付き合いなども、気が合う人とだけ付き合うことになるようだ。それで気が合う人同士が付き合うようになれば、お返しを期待せずに、沢山の自分で生産したものを差し上げるなど、強い絆で繋がれることになる。

さて、私にとってのマレンマーノの代表は、グラツィエッラと言う人である。彼女は、このマレンマで、見事に、無農薬有機栽培の大きな農家を作り上げた人だ。次回は彼女のことを綴ってみる。


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コメント

fattoriの絵みたいですね。

フローレンスからボンジョルノ
最初の2枚 Giovanni Fattoriの絵みたいですね。
今でもそういう風景が観れるんですね。何だか感動です。ぽち。

FLORENTIA55 #NN0jmGmk | URL | 2012.08.23 03:22  edit

>Florentia55さん
よくご存知ですね。Giovanni Fattoriはマレンマ生まれでマレンマの特徴を表現したかったはずなので、彼の描く絵は、やはりこの写真のような風景になるのでしょう。
そして、彼は1800年代を生きた人ですが、200年以上過ぎた今でもマレンマは今も大自であることに変わりはありません。

私の家の前はストラーダビアンカで、時々、数頭の馬に乗馬した人たちが通るんですよ。本当にこのような写真がマレンマの1シーンなんです。

イタリアーノ塾 #MlQgtKFg | URL | 2012.08.23 06:03  edit

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