美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

イタリア・トスカーナから美しきトスカーナ情報やイタリア語会話レッスン、イタリア料理レシピ等、イタリアに関する様々な報情をお届けします。

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新天地イタリアへpart1 

これからのブログも今までのように様々なことを書きたいと思っています。そして、新しいカテゴリーを一つ増やしました。それは、私のエッセイの仮タイトル「マイ セカンド ライフ」です。これは旦那と二人で一緒に書き上げていくスタイルにしてあり、その本文から一部分を抜粋してブログで紹介していきます。自分たちの経験したことを綴っていきますが、読んでくださる皆さんにもお役にたつことがあれば幸いです。

マイ セカンド ライフ

新天地イタリアへpart1
フィオレンツァ記

飛行機はゆっくりと降り始めながら、パイロットのアナウンスが流れた。
「・・・・気候は晴天、気温は24度。この後、三十分くらいでマルペンサ空港に到着します。・・・・」

夕方、6時近くだというのに、窓の外は、まだまだ、とても明るい。高山を後にして、どこか寂しげな気持ちになっていたが、暖かいイタリアが迎えてくれることを知ってから、急に嬉しくなった。

まだ5月15日なのに、イタリアは夕方で24度ということは、もう夏の気配だ。
昨日、仙台を出発した時、仙台駅は冷たい風が吹いていたので厚手の服装で出かけてきた。
ホームでちょっと震えながら東京行きの新幹線を待っていた。でもその震えは、大好きな高山から離れて家族で新天地イタリアへ行くことの不安もあったし、これから家族を抱えてどのような生活になるのか少し心配でもあったので、気持ちを引き締める意味で身震いしていたのでした。
日本が長かった私は、いつでも母国イタリアに帰りたかった。いつもホームシックにかかっていた。でも、高山を知って、高山に住んでからは、日本で死んでもいいとまでも思った。
高山を通して日本を愛したのだ。
ドラマチックなことが次々と起こり、結局、今、イタリアに向かって帰っているのだ。

パイロットのアナウンスのほぼすぐ後に、スチュワーデスがみんなのブランケットを集めに来た。私のところに来た時、ブランケットをたたんで渡したら、ブランケットの下から、私が抱いていた赤ちゃんが出てきた。スチュワーデスは思い出したように、
「え~っ、いい子だったねぇ~。全然、泣かなかったねぇ~。」

私は「はい。」と答えて、こう思った。
大泣きの利多。私がイタリアに行くと決まった時の一つの悩みは、高山で生まれた娘が、どうやって、機内で12時間も泣かせずに過ごせるのだろうか、ということ。ずっと、おっぱいをあげれば泣かないのは分かっていたけど、12時間はとんでもなく長すぎる。かと言って、利多の泣き声は、高山の岸壁にぶち当たる波の音をもかき消すくらいに大きいので泣かせられないのも事実。

1か月検診で、出産した塩釜市の坂病院に旦那と3人で行った時、検診を待つ母親に抱かれている他の赤ちゃんたちはお利口に待っていたのに、静かな高山に慣れていた利多が、今から検診で何かされる不安を感じてか、物凄い声で大泣きしたのだ。いくら旦那があやしても、大好きなおんぶをしても泣き止まない。私はみんなの視線を感じて顔が赤くなるのを感じた。外人の赤ちゃんはよく泣くなぁと思われているに違いない。

こんな利多なので、1回でも泣かせてしまえば大変なことになると心配だった。
それで、おむつを交換するとき以外は、ずーっとブランケットの下で抱いていたのだ。
だから、無事に泣かせることなくマルペンサに着くと聞いたときは、緊張感がとれて、開放感で一杯になり、身体全体から喜びが溢れてきた。

マルペンサ空港を歩く。私が背負っているベビーキャリアの中で、大泣きの利多が時差のおかげで日本の赤ちゃんのように頭を横に傾けてすやすやと眠っている。

(続く)


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テーマ: エッセイ

ジャンル: 小説・文学

コメント

Fiorenza 先生

こんにちは!御無沙汰をしてしまいすみません。
先生のご夫婦の新しいブログ、楽しみにしています。

今回のは・・特に・・うちも同じ悩みを抱えていて、それで恐ろしくてまだ子供を飛行機に乗せたことが一度もありません(笑)。とても共感しながら読ませて頂きました!(うちは、泣くというより、好奇心で一睡もしない→親がもたない、であろう悩みです)

AI #- | URL | 2013.01.30 09:45  edit

AIさんへ
その通りです。利多3歳、富男1歳でイタリアから日本へ行ったのですが機内では2人とも興奮して全然寝れなかったのです。
なので、私も一睡もできなくて大変でした。
飛行機に乗るのは、子供たちが少し大きくなってからでもいいと思いますよ。
Ciao! Ciao!

フィオレンツァ #ihn3MyrQ | URL | 2013.02.04 03:32  edit

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