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アブルッツォ物語(第1話) 

私がサフラン物語を書いた時に学んだことですが、サフランが最初にイタリアに渡ってきた場所がアブルッツォなのです。
まさか、そのアブルッツォにご縁があるとは思いもしなかった。
そして、今年のバカンスは例年のようにトレンティーノ州の山に行こうと思っていたところに、
私のブログで紹介したペトリオーロ温泉施設(ペトリオーロには無料露天風呂も有り)の近くにあるアグリツーリズモ経営者のアンナさんから電話がかかってきた。
アンナさんが、「バカンスの行先は決めたの?」と聞くので、私は「今年もトレンティーノよ。」答えたら、
アンナさんが、「私の別荘がアブルッツォの山の方にあるので、そこに行けば。」と言ってくれたのです。
アブルッツォ! 私は行ったことが無いし、アブルッツォの情報をほとんど持っていなかったので、Google検索で情報収集しました。別荘のある場所は標高1100mの静かな観光地で、2、3千メートル級の山々に囲まれたところのようです。
2009年にアクイラを襲った大地震で、いまだに復興が進まず、まだ仮設住宅に住んでいる人々も多いと聞いたことが有ります。
別荘の近くの山々はアブルッツォ国立自然公園やマイェッラ国立自然公園のゾーンでもあり、イタリアでは狩猟の乱獲でいなくなったと言われる熊も生息するとのこと。
夏はトレッキング等、アウトドアスポーツが盛んで、冬は中央イタリアのスキーのメッカと言われるほど沢山のスキー場があるのです。

私たち家族はバカンスをトレンティーノにしようか、アブルッツォにしようかを話し合いました。
「熊が怖い。」
「でも熊を見たい。」
「冬、スキーに行くための下見として行こう。」
「スキーは自宅から30分で行けるモンテ・アミアータのスキー場の方が・・・」
「山はトレンティーノの方が有名だしドロミティに行きたいと思った。」
「毎年、同じ所へバカンスに行くよりは、時々違った場所を見るのもいいのでは?」
いろいろディスカスした結果、アブルッツォの別荘に行くことに決めました。

自宅のあるグロッセート郊外のロッカルベーニャからアブルッツォに行く道で一番近い道を検索したらボルセーナ湖を通ってローマをかすめるようにして行く道でしたので、その通りに行きましたが、途中まではカーブの田舎道が多く、何と6時間以上もかかってしまいました。

ボルセーナ湖
abruzzo1

そして、夕方、高速を降り、ようやく目的地のカンポ・ディ・ジョーヴェ(Campo di Giove)に近づくと、目の前にトレンティーノの山とはちょっと違う山肌の大きくそびえたつ山々が見えてきた。

abruzzo3

このマイェッラ(Majella)の山を眺めて、
「ガイド無しに山の頂上に登ってはいけないよ。」
と言ってくれたアンナの忠告を思い出した。
マイェッラの山は確かに険しい山に見え、何か秘密が隠されているような雰囲気を醸し出している。
後で話しますが、歴史書を紐解くと、確かにこの山には多くの隠された秘密があったのでした。

カンポ・ディ・ジョーヴェの町並み
abruzzo2

カンポ・ディ・ジョーヴェの町はずれは延々と続く広大な土地
abruzzo4

夕方6時半、カンポ・ディ・ジョーヴェに着いた。山間にある綺麗な街並みで、別荘などが立ち並ぶ、どこにでもあるような観光地のようです。
暗くなる前にアンナの別荘を探さなければ・・・
アンナから直接、地図を書いてもらったのですが、街をぐるぐる回っても家がどこにあるのか分からなかった。
アンナは、別荘のカギを私に渡す時、こう言った。
「こんなに大きな昔風のカギだし、アーチのある建物が密集しているので家はすぐにわかるよ」と。
15センチほどもある重い鉄のカギは、まるで昔の牢獄のカギのようだった。
abruzzo5

右手に鍵を、左手に書いてもらった地図を持ちながら、1時間も探したが分からず、結局、地図に書いてあるVia del fornoがどこにあるのかを町の人に聞き回ったが、「Via del forno」なんて存在しないよと言われるばかり。

何人目かの人が、まるでクイズを解くように、「アーチのある建物」、「大きな昔風のカギ」、「Via del forno」のキーワードを腕組みして暫く深く考えた後、もしかしたらと、連れてこられた場所は、カンポ・ディ・ジョーヴェの新興住宅地のすぐそばの高台にひっそりとたたずむ中世時代に建設された旧市街地。

すぐに目が留まった家の玄関に立ち、ドアに恐る恐る鍵を入れて回してみた。
まるで、シンデレラを探すための片方の靴にシンデレラの足がぴったりと収まった様に、この鍵を入れて回したらドアが開いた。
私たちを連れてきた人も私たち家族も拍手して大喜び。
案内してくれた人に私たち家族はお礼を言い、やっと見つかったと一安心。

私が玄関のドアを開けた直後、ドアを背にして、まず、周りを見渡した。
私がサフラン物語を書いた時にアブルッツォの中世時代の町並みを想像したのだが、頭で描いたイメージと全く同じだったから驚いた。
まるで、中世時代にあった私の家がここだったかのようで、どこか親しみを感じた。初めて訪れたのに、初めてきた場所ではない奇妙な感じでした。
(第2話に続く)

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