美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

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トスカーナの中の小さな日本 

この時期になると、私は、毎年、山菜を採りに出かけていた。
秋保温泉から、更に奥へ行ったところから山に入り、細い山道を、ツキノワグマを恐れながら、笛を吹いてひたすら登る。笛を吹くのは私たちの存在を熊に知らせるためだ。
時には、野生の山猿の群れに出会うこともあった。そんな時は、冷や汗をかきながら私たちは身動きせずにじっとして、群れがいなくなるのを待った。私が少しでも動くと、ボスざるが牙を出して威嚇する。威嚇されれば、怖さのあまり、自然に体が固まってしまうのだ。

秋保温泉の奥の山は遭難することで有名な大東岳がそびえている。と言うのは、登山コースなのに道しるべやペンキで付けられた色の目印がほとんど無いので、途中の分かれ道で迷ってしまうことが度々あり、私たちも登山コースに戻れなくなって困ったことがあった。いつも、幸いに、時間をかけて何とか戻ることが出来たので良かったが、細心の注意が必要だ。今は、ケイタイがあるからいいけど、私が登山していた頃は携帯が無かった時代だったので遭難は命取りの一大事だ。

イラクサ、タラの芽、わらび、しいたけ、うど、こごみ、こしあぶら、ふきのとう、せり等の山菜が目当てだが、大東岳ではイラクサ、タラの芽、しいたけが採れるので、度々登っていた。

リュックが一杯になるほど沢山収穫し、山を下り、情緒ある古びた二口温泉で汗を流し、車で1時間半かけて家に帰り、イラクサのお浸し、タラの芽の天ぷら、天然シイタケの鉄板焼き等を味わうのが休日の大好きな過ごし方でした。

さて、イタリアに帰国が決まった時、「どうしよう、タラの芽、無しで生きれるか?」と真っ先に山菜のことが頭に浮かんだほど山菜が大好きでした。
それで、イタリアに引っ越しが決まって慌ただしい日々の中で、6ヶ月になる長女利多を抱いて、小さなタラの芽を探しに行き、幾つかのタラの芽を根っこから採って鉢に植え、そのままイタリアまでハンドキャリーして大事に持って来ました。

また、日本で最後に住んでいた家の敷地内には、立派な山椒の木があり、その周りに生まれた小さな山椒の木も一緒にイタリアに持って来ました。ウナギのかば焼きや豆腐には山椒味噌が欠かせないからです。

4月初旬の今の時期、タラの芽や山椒の芽を見ると、懐かしい日本での山菜取りを想いだします。

庭に植えた山椒の木
小さな日本1

山椒の葉!今が食べごろ!
小さな日本2

庭に植えたタラの芽の木
小さな日本3

どうしても天ぷらが頭に浮かぶ
小さな日本4

タラの芽の天ぷらを今年も味わいました!
小さな日本5

日本は遠く離れていても、トスカーナの私の庭に植えているタラの芽や山椒の芽を見ると、ここが私の小さな日本!と満足感があふれてきます。


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