美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

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ロッカルベーニャのペコリーノチーズ_その2 

3枚の写真は、ジェノバの家で子供と過ごしていた当時の写真です!
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2005年、2006年の冬は雪が多く、寒い冬でした。
ジェノバの内陸の標高600mの村の一番高いところに家を借りていた私たちは、家に行くため、100mの曲がりくねった坂道を登らなければならなかった。
リグーリアの気候は、海岸沿いは冬でもオレンジやレモンが育つほど温暖で、誰もが住みたい理想の気候なのです。実際に定年後に移り住むイタリア人が沢山います。
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しかし、ジェノバの後ろ側にある山脈を一歩超えると、天候は急激に変わるのです。冬は、気温が低い上、雪も多くなります。ジェノバとミラノを結ぶ高速道路を走ると分かるのですが、このジェノバの山脈を走る高速道路はトンネルも多く、そのトンネルを超えると全く別世界になります。そして、いつもこのトンネルを走る度に「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」と、川端康成の雪国の書き出しの言葉が思い浮かぶのです。
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トンネルを抜けるとそこは・・・
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さて、私たちの借りていた家の前の坂道は私道であるため、市は除雪してくれません。なので、雪が降る度に私たちはスコップを持って、この坂道の雪かきをしなければなりませんでした。まず、雪を取り除き、雪の下に貼り付いた分厚い氷もスコップで叩き割りながらの雪かきなので、時間も体力も大変なものでした。
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2005年のクリスマス前にジェノバの会社に退職願いを出しました。これからお給料の無い生活が始まるので、家賃の支払いを少なくしようと、少しでも早い翌月の1月に引っ越すことにしたのです。

1月の引っ越しと言うことは、家財道具一式を運ぶ大きなトラックも家の前の坂道を登れるように雪や氷を除去しておかなければなりません。
除雪作業と荷作りの毎日が続き、退社して本当に良かったか等、後悔するかどうか考える余裕もなかったのです。

そして、雪の降る合間を縫うように、1月16日の早朝にトラックに家財道具を詰め込み、トラックを後ろに私たち4人家族の車は新天地のトスカーナに向かったのでした。
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でも、一つの大きな悲しみがありました。それは、隣に住む一人の女性とのお別れです。
アダは、一人の未亡人で、彼女の子供と孫たちは同じ村に住んでいましたが、彼女は、私たち家族を自分の子供以上に心から愛してくれていました。
昔のイタリア人は、信仰も強く、愛も深く、仕事や地位も関係なく、一度愛した人には、いつも大きな愛情を注ぎこむのです。

私は、彼女に最後の挨拶をしたとき、母に日本に旅立つ際にした悲しい挨拶と同じ挨拶をしました。
2度と会えないことが分かっていたので、私たち家族は車の中で沈黙した雰囲気で、高速道路を走り、ジェノバ、ラ・スペツィア、リボルノを後にしました。

リボルノの高速を出て、トスカーナに続くアウレリア通りに入ると、周りの景色は一変し、トスカーナならではの風景が見えてきました。
1月とは言え、暖かい太陽の日差しが車内に差し込み、少しづつ、家族みんなの気持ちも癒され、和やかな気持ちに戻りました。

後、3時間くらいで新しい生活が始まるっ!

(続く)

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