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美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

イタリア・トスカーナから美しきトスカーナ情報やイタリア語会話レッスン、イタリア料理レシピ等、イタリアに関する様々な報情をお届けします。

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ダビデ その2 

シモーネ・クリスティッキがダビデについて本を書かなければ、多分、私も含めて多くの人々がこんなに詳しく知ることは出来なかっただろう。
シモーネ・クリスティッキは2年間の間に、何度もローマからアルチドッソの村とモンテ・ラブロの山に足を運び、モンテ・ラブロの山では、ひらめきを貰うために、一人でじっと静かに座っていた。
シモーネ・クリスティッキの本はとても魅力的で、誰もが惹きつけられる内容に仕上がった背景には、歴史書から情報をコピーしただけの本ではなく、自分で体験したことをより深く掘り下げて考えながら書き上げたことがあげられる。
さて、モンテ・ラブロと言う山は、私たちの家から直線距離が5kmくらいの北東方向に見える標高1200mくらいの山。そして、栗祭りで有名な人口およそ6500人のアルチドッソの村は、私達が住むロッカルベーニャから車で30分の距離にあるアミアータ山の麓にあります。
私たちがここに引っ越す前、家購入の契約で最初にこの地に訪れた時、宿泊したアグリツーリズモのオーナーが親切にモンテ・ラブロについて、とっても神秘的な山であることを話してくれました。

モンテ・ラブロの頂上はこんな感じ!
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「んっ!地下へ行く入り口!?」
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「中は真っ暗で何も見えないよ~」
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( 懐中電灯があれば良かったけど、無くても、しばらくすれば目が慣れてくる・・・ )
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結構奥深いところにある祈りの部屋!
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歴史的な記録が石盤に刻まれている!
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要塞のすぐ下にある残された基礎で、石造りの建物があったことが伺える!
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ダビデのことを知らない私たちは、その日にモンテ・ラブロに登り、頂上の要塞の中に入ったり、要塞の隣に、建物の石壁が途中まで築かれたのか、それとも破壊されたのかは分からなかったけれど、石で造られた建物の基礎があることを知ったのでした。
私たちのように、リュックを背負い、ハイキングのような感じで幾人かが登ってくるのを見かけました。
山の頂上からは、360度のパノラマを見渡すことが出来、石に刻まれた様々な方角の街や山や島の名称を確認しながら眺めることが出来るようになっていました。
ここからは、ジッリヨ島、その向こうのジャンヌートリ島、そして、その裏に隠れるかのように浮いている小さなモンテ・クリストの島も見えるほどの素晴らしい眺めで、空気が澄んでいれば、フランス領土のコルシカ島まで見渡せるのです。

この地図が示すように、私の住むマレンマからだと、ジッリョ島はとっても近いことが分かる!
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ジッリョ島の美しい風景
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ジッリョ島の海では、ボートは飛行船のように浮いているかのよう!
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モンテ・クリスト島は、キリストの山の意味を持っている。 ジッリョ島とコルシカ島のちょうど中間にあるのがわかる!
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これがモンテ・クリスト島だ!本当に神秘的!
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許可をとってでも行ってみたいっ!
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エメラルドグリーンの海! ますます行ってみたくなるっ
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泳ぎたくなるほど美しい海! そして、人もまばらな白い砂浜!
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ジッリヨ島とジャンヌートリ島にはフェリーで行けるのですが、自然公園の保護地区に指定されたモンテ・クリスト島には他の島のように入島の許可無しで足を踏み入れることはできず、その名の由来から、神秘的なイメージを想像することで更に魅力が膨らんでいきます。
さて、山を下りてアグリツーリズモに戻ると、オーナーが話しかけてきました。
「モンテ・ラブロは、ダビデが住んだ場所で、敏感な感覚を持って見れば、ダビデによってモンテ・ラブロが変えられたとの見方も出来るくらいに、他の山にはない雰囲気やエネルギーに触れることが出来るのです。
それで、イタリアの遠隔地やドイツや、更に遠いアジアのチベットからも、モンテ・ラブロの特別なエネルギーを求める大勢の人々が引き寄せられるように訪れるのです。」

その時、初めて知ったことですが、ダビデは、このモンテ・ラブロの地域だけではなく、さらに広い地域に影響を及ぼしたことでアミアータ地域のキリストとまで呼ばれるようになったのです。アミアータ地域とはモンテ・アミアータを中心に広がっているトスカーナの南の広い範囲の地域の事です。

ダビデは、1834年にアルチドッソの貧乏な家庭に生まれ、1878年に亡くなった人で、バロッチャイオと言われる、陶器や瓦などの原料となるシエナの土をロバで運ぶ仕事をしていました。仕事がらか、性格は荒く、ケンカも強く、酒と女が大好きと言う労働者でした。

ダビデは34歳の頃から、様々な妄想を見るようになり、彼だけが見える聖者やキリストや聖マリアと話をするようになったとのこと。

そして、聖者からダビデに「あなたは、ある使命をしなければならない!」と言われた時から、ダビデは仕事を捨てて、人が変わったように、断食や洞窟に入って祈るようになりました。

ある時、ダビデは、モンテ・クリスト島の洞窟の中に入って40日間も断食をしながら祈り続け、洞窟から出てきた時は、顔もやつれる事無く、逆に、清々しい表情で、服も清潔だったことから、ダビデは奇跡を起こしたと人から人へ言い伝えられたのでした。

( ダビデ その3に続く )

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