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美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

イタリア・トスカーナから美しきトスカーナ情報やイタリア語会話レッスン、イタリア料理レシピ等、イタリアに関する様々な報情をお届けします。

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何故、私がドイツ製の肌着を買うようになったのか 

2002年にイタリアがユーロになってから、大きな変化を経験しました。
複雑な話ですが、出来るだけ簡単に説明してみます。

イタリアは以前、リラを自国で印刷し製造していました。
自国でインフレ・デフレを調整でき、経済を自国で立て直すことができたのです。
ユーロはヨーロッパ共通の通貨なので、ヨーロッパを代表する銀行のEuropean Central Bank (ECB)が印刷・製造を運営します。
そのユーロはドイツの以前の通貨マルクと同じ価値とみなされて、マルクが基準通貨となったのです。
要するに1マルクが1ユーロの価値です。
しかし、イタリアは2000リラが1ユーロとなりました。
例を取って説明すると、
ドイツの1杯のコーヒーは1マルク。
イタリアの1杯のコーヒーは1000リラ。
なので、イタリアの実際の物価を考慮すると、ドイツのようにイタリアはリラの価値1000リラが1ユーロとなるべきでした。
結局、イタリアは、ユーロになってから、物価が2倍も高くなったのです。
そして、イタリアは自国で通貨ユーロを製造できなくなり、ユーロを得るためにECBに実際の価値の2倍のリラを払うことになったのです。
さらに、ECBとイタリアの銀行間での通貨取引の際には、利子が課せられます。
だから、イタリアの国でお金が移動したり、売り買いするごとに、リラの実際の価値の2倍だけではなく、それにECBの利子分もプラスされているので、イタリア人にとってユーロが回れば回るほど重荷となり、逆に、ECBが儲かるようになったのです。
2倍に跳ね上がった物価でイタリア国民が苦しみ、イタリア政府はECBへ巨額な利子を支払うため、大企業を除く、自営業、レストラン、バール、お店などの中小企業の所得税等を段階的に現行の67%前後まで引き上げたのです。

リラの時代の1975年頃から1995年頃までは、米国、日本に続き世界第3位だった製造大国イタリアが、欧州ではもちろん製造・生産分野と輸出分野等でトップだったのでしたが、ユーロになってからは、増税に苦しみ、中小企業は経営難に陥り倒産が相次いだのです。

ユーロのメリットは唯一、欧州の国々を両替せずに旅行できることなのですが、イタリア国民の多くはその旅行費も捻出できないのが現状なのです。
イタリア人は年々、益々貧乏になり、また、イタリアの中小企業で有名だったブランドが無くなりました。
なので、今、イタリアのアパレル関連のお店で買える物は、超高いプラダやアルマーニなどのブランド品か、或いは、低品質の中国製の安物だけになってしまったのです。
以前、イタリアでは、made in Italyの豊富なアパレル製品を安く求めることが出来ていたのですが、それが無くなったのです。

アパレルに限らず、イタリアの道路整備にもお金が回らず、学校や病院への補助・支援金もカットされ、不動産業界でも市場が凍結し家が売れなくなり、ありとあらゆるサービスが低下したのです。
良い品質の生活用品や家具などのお店も閉店してしまいました。

ユーロに切り替わって経済が悪化するにしたがって、イタリア人は、高所得者と低所得者に分かれてしまい、以前、沢山いた中間層が低所得者になってしまったのです。
服にボタンを付けようとボタンや針を買おうとしても街に有った小物を扱っていたお店が無くなっていたり、イタリア製の良い品質の家具が無くなってしまいました。

以前、私は良い品質の物に慣れていたので、良い品質の特徴や良さをよく分かっています。それは、良い素材、丈夫で長持ちすることです。今、その良さが残っているのは、超高いブランド品だけになりました。
食べ物については、ちょっと高くても体に良い物を選んで買っていますが、衣類は、以前買った品質の良いものを長持ちさせて着るようにして、なるべく衝動買いを抑えるように我慢しているのです。
でも、我慢できないのが肌着。
良い品質の肌着を探し続け、ようやく見つけたのがドイツ製です。

北欧は昔から、環境を守ることに力を入れていました。アパレル分野の北欧企業は、化学繊維の製造プロセスで川や空気中に放出される環境汚染物質で空気や川の水や海水が汚染されないように、天然素材を出来るだけ多く使用することで地球環境を守るようにと意識していたのです。
従って、北欧企業は天然素材に天然の色を付ける技術開発も優れていたのでした。
ユーロになって経済が低迷しても、多くの人々が地球環境を意識し始めたことで、天然素材の製品のファン層が増え、ドイツなどの天然素材を製造販売する企業は、売り上げを伸ばしているのでした。

私も以前から天然素材に興味があったので、ドイツの天然素材の肌着を実際に着るようになり、着ているうちにその良さが分かるようになったのです。
具体的には、天然色、無漂白、放牧地で飼われているヒツジからとったメリノウール、そして、シルクなどの肌着を着ることで、化学製品の肌着とは比較にならない程の心地よさがあることに気づいたのでした。

結局、肌着、靴下、ストッキング、タオル、Tシャツ、パジャマなどの豊富な天然素材の製品を製造している「Living Crafts」のファンとなり、今では、Living Craftsの代理店として販売活動もするようになりました。

Living Craftsの製品カタログや実際に取り寄せた製品の一部を写真に撮ってみましたのでご覧ください。

Living Craftsの公式サイトアドレス⇒ https://www.livingcrafts.de/en
Living Craftsのサイトに掲載されている全ての商品の中からご興味のある製品をお選びください!

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テーマ: *ナチュラル スタイル*

ジャンル: ファッション・ブランド

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コメント

私も海外製品を購入することがあるんですが、日本製のものとの違いをすごく感じます。
サイズ感も違いますが、生地の素材の違いをすごく感じますね!
海外製だと洗濯回数を重ねるごとに、生地が伸びてしまうものや、逆に縮んでしまうものもあって、日本製では感じることがあまりない傷みもあるので、購入することが減ってしまいました。

yuko #- | URL | 2019.05.01 10:36  edit

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