美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

イタリア・トスカーナから美しきトスカーナ情報やイタリア語会話レッスン、イタリア料理レシピ等、イタリアに関する様々な報情をお届けします。

05 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  :  trackback --  :  comment --   

トスカーナ人気ワイナリー訪問&テイスティング「ポッジョ・アンティコのブルネッロ」 

「ポッジョ・アンティコのブルネッロ」

モンタルチーノの街の中心部から数キロの場所に、素敵なワイナリーのポッジョ・アンティコ(Poggio Antico)があります。
poggioantico1a


今回は、日本から観光で来られた方をポッジョ・アンティコにご案内し、ポッジョ・アンティコの見学ツアー担当者の説明をイタリア語から日本語に通訳することで、ポッジョ・アンティコの歴史、生産工程、美味しさの秘密、何故、リセルヴァの価格がお高いのか、等などを一つひとつ理解することが出来、自分の中のワイン文化をちょっと高めることにもなり、ブルネッロのワインを味わう時には、今までよりも奥深く味わうことが出来るようになった気がします。

poggioantico2

さて、ブルネッロ( Brunello di Montalcino D.O.C.G. )と呼ばれるワインは、サンジョヴェーゼと言う品種の葡萄100%で造られています。 また、アルコール分は少なくとも12.5%以上の規定もあるそうです。

ポッジョ・アンティコでは、ベストな葡萄だけを厳選してワインを造っているのが一目瞭然で分かります。
葡萄の実を、間引きすることで出来のよい葡萄だけを残しながら、収穫15日前にも、一つひとつの葡萄の房をコントロールするそうなので、葡萄の品質管理は完璧です。
葡萄の収穫にもとても気を使っていて、葡萄を傷めない工夫をしたケースを使用し、収穫した葡萄は運ばれると直ぐに5、6人の人手で選別されます。
poggioantico3

選別する人は、ゆっくりした速度で搬送されるベルトコンベアー状の葡萄を見ながら、手袋をかけた手で触りながら、腐った葡萄、破れた葡萄、異物や虫の付着、品質の悪い葡萄などを100%目視検査していました。
葡萄の新鮮さを損なわないよう、出来るだけ早く生産工程のラインに投入されるのも、美味しいワインを造る大切なことの一つだそうです。

その後、選別機で葡萄の実と枝に分けられ、実だけがホースを伝ってこのステンレス製のティーノの中に入り、葡萄の糖分をアルコールに変える初期発酵が行われます。
poggioantico4

大きなティーノが両側にきちんと並んでいます。
poggioantico5

ティーノ一杯に入れられた葡萄の実は、シリンダーに羽根の付いた装置で上下に程よく掻き混ぜられます。この工程は、昔は人が裸足で踏みつけながら掻き混ぜていたそうです。
poggioantico6


そして、地下にあるカンティーナでは、ポッジョ・アンティコを代表する5品種のワインがそれぞれ独自の方法で熟成されています。
フランス原産のオーク材を使用した中サイズの樽(写真左)で1年間熟成させた後、クロアチア原産のオーク材を使用した大樽(写真右)に3年間熟成させます。
poggioantico7


ブルネッロの特徴を一言で言うと、味が濃く、綺麗なルビー色で、甘草と木苺の僅かな風味があり、長い熟成が適するワインだそうです。
poggioantico2b

そのブルネッロの最高峰であるリセルヴァ( Brunello di Montalcino D.O.C.G. Riserva )は、カンティーナで、フランス原産のオーク材を使用した中樽に1年間熟成させた後、クロアチア原産のオーク材を使用した大樽に3年間熟成させ、更にその後、ボトルに入れてから、最低1年間熟成させるので、収穫から合計5年間の熟成を経て市場に出荷されることになります。その結果、熟成度の高いとてもエレガントな味わいが楽しめるワインになるそうです。
また、リセルヴァは、ボトルの状態で、カンティーナで長年の貯蔵年数を重ねることで、より深みのある、より美味しいワインが造られるのにも適しているのだそうです。

ブルネッロの年間総生産数は10万本ですが、リセルヴァは年間18,000本だけです。
コルク栓はサルデーニャ産の高機能高品質タイプだそうで、1個のコルク栓の単価は、何と1.9ユーロ(200円以上!)もするそうです。コルクの価格で驚いてはいけません。一つの大樽のみの価格は、聞いてビックリ、何と20,000ユーロ!!(2,200,000円以上!!) だそうです。だからワインの価格も安くならない訳です。
下の写真は、ボトリング生産ライン。
poggioantico8


カンティーナの環境温度は特に重要な要素。エアコンで管理し、樽の中の熟成温度は常に32度を越えないようにコンピューターで管理しており、例えば、真夏の暑いときにも、直径20センチ近い冷却パイプにより、温度が上がらないよう確実にコントロールしているそうです。

ワインの奥深い生産プロセスを見学しながら、担当者のとても親切な説明を全て理解した後は、お楽しみのテイスティングです。
poggioantico9

poggioantico10


ポッジョ・アンティコを代表する5品種のワインを味わうことで、とても、幸せな時間を過ごすことができました。
テイスティングでは、

ロッソ・ディ・モンタルチーノD.O.C.(2ユーロ)、

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.(5ユーロ)、

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・アルテロD.O.C.G.(5ユーロ)、

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リセルヴァD.O.C.G.(7ユーロ)、

トスカーナ・ロッソ・マドレI.G.T.( 3ユーロ)

を堪能できますが、順序は上のロッソ・ディ・モンタルチーノから始めた方が、フルーティーな味わいから、徐々に濃厚な深い味わいに変化するのが比較でき、違いがよくわかります。5本とも美味しいのですが、それぞれが違う美味しさなのです。

テイスティングの後はお気に入りのワインをここで購入できます。日本の自宅まで発送依頼することもできるそうです。関税など全て込みで6本96ユーロの送料はお高くないし、日本市場に卸された同品種を購入するよりはお安いようです。

美味しいワイン造りは奥が深いのですね。今回のワイナリー訪問を通してワイン文化を高めることが出来、実に楽しい1日になりました。

ワイナリー訪問&テイスティングは完全予約制になっています。ご希望される方にワイナリーへの予約を無償で行いますので私のメールアドレス marchesifiorenza@hotmail.com 宛にご連絡下さい。 無料で予約いたしますし、最寄り駅からワイナリーまで送迎します。



クリックして応援してください!

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ
にほんブログ村ポチっと応援お願いしますm(_ _)m

スポンサーサイト

テーマ: イタリア

ジャンル: 海外情報

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://italianojuku.blog135.fc2.com/tb.php/31-2d572cad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。