美しきトスカーナから!イタリア語も!美味しさも!楽しさも!

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7、8万個のサフランの花! 

桜の満開は実に素晴らしいものである。日本に住んでいた頃は、日本人のように花見を楽しみました。今でも覚えている利府の桜並木、上杉神社の桜、そして、住んでいた高山(飛騨高山ではない)の野桜の花見は、春を告げてくれると同時に、私にとって山菜取りが始まると言う知らせでした。桜の花が散る頃は、首にタオルを巻き、山菜取りの格好で山に入りました。

数日前から気づいていたけど、サフランの満開も見るだけならとても綺麗ですが、収穫する者にとっては、決して楽しくないものです。サフランの収穫は25日間くらい続きます。開花初日から10日目までは、開花する花の数が増え続け、次の10日間は満開のピークを迎えます。初めて満開のサフランを見た時、実に恐ろしさを感じた。「誰が採るの!こんなに!」
サフラン_1

サフラン_2

1kgのサフランを作るのに、15万個の花を摘まなければなりません。その仕事にかかる時間は約500時間と言われています。私たちのサフランの収穫量は約500gなので、サフラン畑には、7、8万個の花が咲いたことになります。
しゃがみこんで、ひとつ、ふたつの花を摘む。その連続作業は、どんな丈夫な腰もやられるほどです。
旦那と二人で収穫作業を開始・・・。50mの長さの畑が20列もあり、ピーク時は1列のサフランの花を採るのに1時間もかかります。しゃがみこんで花を摘み、立ち上がって、1歩進み、また、しゃがみこんで花を摘む・・・
まばらに咲いていた時の収穫では快適な朝の作業で楽しかったのでしたが、ピーク時の収穫開始1時間後は、拷問のような感じで大変でした! 
立ち上がらないで、座り込んだまま花を摘んだり、膝で歩きながら花を摘んだりといろいろ考えて楽な方法を試したけど、楽な方法は無く、結局、しゃがみこんでは立ち上がる以外には方法はありません。

朝、サフランの花を収穫するとマニュアルに書いてありましたが、お昼を過ぎても収穫は終わらない。
アジアの農民たちのサフラン収穫では、おじいちゃん、おばあちゃん、沢山の子供、親戚、隣近所の人たち、猫の手も借り、皆で収穫しているのです。私たちは二人だけ。

サフラン_3
サフランの花に手を伸ばして摘もうとした時、「痛いっ!」 あまりにも疲れ、注意力がなくなっていたせいか、花に入っていたミツバチに刺された。「Bastaaaaaa~~~ !」(もう、嫌ぁぁぁぁぁ~~~!) と大声で叫んだ。(私たち以外誰もいないのでいくら叫んでも大丈夫)

刺された手がパンパンに膨らみ、痛みも取れなかったので、万能薬のスエーデンの薬草(Amaro svedese)を患部に振り掛けたら腫れが引き痛みも取れた。スズメバチに刺されても、マムシに噛まれても、どんな(古)傷でも、何も無かったかのように完治するこの薬草は家宝の一つで田舎生活の必需品です。
amaro svedese

結局、全ての花を摘み取ることができなかった。途中で花摘みを止めた理由は、幾つもの大きな籠一杯になった収穫したサフランの花から、その日のうちに赤い3本のめしべを一つ一つ切り取る作業が待っているからだ。
めしべの切り取り作業もコツコツと続ければ細かい作業で、肩が凝る大変な仕事!忍耐力がないと駄目!
めしべを切り取り、それを暖炉で乾燥させ、終わったのが夜の10時。

このような仕事が4日間続き、ノイローゼになりそうな時の4日目には助けを求めないではいられなくなった。
Aiutoooooo~!」(助けてぇぇぇぇぇ~!)と助けを求め、そこで、私たちの家にやってきたのは(天使!?武士!?)
・・・デンマーク人のクリストファーが私たちのところにやって来た。 救いの神に見えた。
(続く)

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